2019.6.27更新終了しました。
ご愛読ありがとうございました。

詳細

女探偵

数年前、探偵に会いに行きました。

実家に関連する揉め事があり、もとは弁護士の先生に依頼していましたが、私たちだけでは調査のしようがないところがあったので探偵をたずねました。

 

夏の夕方、時間よりも早くビルの前に到着。

ネットで調べて見つけた探偵は、仕事帰りに寄れる場所にあります。

実際に行ってみれば、雑居ビルの看板には「探偵」の文字がぽつり。

モロに雰囲気はあるけれど、お客さんは入るのだろうか?

 

ビルにはエレベーターもなく、階段で上を目指します。

インターフォンで名前を伝えると中から男性が出てきて、応接スペースに案内されました。

 

いよいよ探偵登場。

少なからず好奇心があったので、第一印象(?)は「これが探偵を職業にしている人か」。

失礼ですが、素直な感想です。

向かいあって座ったのは、女探偵でした。

 

結局、依頼はしなかったんです。

調査はできるということでしたが、私たちが必要としていたものは手に入りそうになく、それなら今すぐに依頼する理由もないかな…と思った通りに伝えました。

 

ただ、聞いた話はとても興味深かったです。

どのように調査を進めるのか、過去にはどういうケースがあったのか。

 

「数ヶ月かけてターゲットに近づきます」

「近づけますか?とても警戒心が強いですよ」

「できます」

すごい…かっこいい…

 

探偵の調査はその性質上、高額なお金がかかることで知られていますが、「この人に任せたい」と顧客に思わせる説得力と安心感が必要なのでしょう。

女探偵の言葉にはたしかな重みがあるように感じられて、また語られる過去の事例が説得力を増し、本音をいえばその場で依頼したいほどでした。

 

私個人の考えですが、「本当のこと」というのは、すべてを明らかにする必要はないと思っています。

でも揉め事をおさめるためには、なにかしらの落としどころが必要でした。

そのためにも女探偵への依頼は悪い選択肢ではなかったと思いますが、「この人なら答えを持って帰ってくるだろう」という安心感こそが私にとってのブレーキに。

 

「探偵は、調査できないと言っていた」

電話でうその報告をしたあとに、女探偵の名刺をながめながら聞いた話をたどりました。

”敵”を敵とは思えずこっそり逃がすようなことをした私も、いつか調査されたりして…

でも聞いた通りの鮮やかさなら、なにをどれだけ暴かれてもいいような気がしました。

 

コメント

  1. ジュン より:

    はじめまして。
    Youtubeで筋トレ動画を良く見ているのですが、朝顔さんの腕立て伏せ出来ません動画が出て来て、こちらにたどり着きました。
    今では昼休みにブログを読むのが日課になりつつあります。
    それでは。

  2. D より:

    また一つ、あさがおがすごくメンドクサイ本性であると、魂の記憶に刻まれました。
    でも“性技”(あれ?IMEよ 何故だ!) もとい”正義” という我田引水を体現したいわけ
    でもなかったのでしょうね。
    真実は、あからさまにしない方がいいこともありますしね。

error: Content is protected !!