2019.6.27更新終了しました。
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はじめての自転車

今日6月3日は、「世界自転車デー」なのだそうです。

はじめて自転車に乗った日のことを覚えていますか?

私は、うっすらとですが覚えています。

 

街の小さな自転車屋さんに連れて行ってもらったのは、小学校一年生か二年生のときでした。

私がはじめてペダルをこいだのは、同級生の中でも遅い方です。

月曜日には「自転車に乗れるようになった!」とはしゃぐ声がよく聞こえていましたが、”クラス内自転車ブーム”も一段落したころ、母に連れられて出かけました。

 

母は自転車反対派でした。

「転ぶと危ない」を強く主張しており、また「女の子が自転車に乗るのはみっともない」とも。

 

当時の私は運動がまったくできず(今もできませんが)、自転車のように不安定に見えるものには乗れる気がしません。

さらに外で遊ぶ子供ではなかったので、買ってもらったところで乗って行きたい場所がない…

クラスメイトの自転車話を遠くに聞きながら、自分には関係がないことだと思っていました。

 

同級生のお母さんに比べると若い母でした。

そのため母はまわりに合わせるよう常に気を遣っており、時に本意ではないことでも「みんなそうしているから」と面白くなさそうに言いました。

 

あるとき母はどこへ行くとも言わず、「一緒に来て」とだけ。

着いて行った先は、当時通っていた歯科医院の近くにある自転車屋さんです。

スタスタ入ろうとする母を慌てて引き留めて、「お母さん自転車嫌いでしょ?私いらないよ」と伝えるも、「いい、買ってあげる」。

無表情のまま言う母を見上げて、どうしたら母を止められるのか必死に考えたことを書きながら思い出しました。

 

「補助輪、いらないでしょ?」

「うん」

これだけが店内でのやり取りだったと思います。

母が選んだのは真っ赤な自転車で、数日後には家に届けられました。

 

乗れるようになったのは、ひとり庭で練習しいていた夕方のこと。

今日も乗れないか…と諦めかけたときに、スッと。

おおっ!?と一瞬思ったものの、元自転車反対派の母を呼んで見せるのも気が引け、とりあえず乗れるようになって良かった良かったと、それで終わりだったような気がします。

 

「世界自転車デー」と見るまでは、すっかり忘れていた出来事です。

乗れるようになった日の夕暮れを思い出しはしましたが、買ってもらった日のインパクトが強いせいか、どうもあっさりした記憶に思えます。

 

その後母の目を気にして乗らず…というよりは、はじめに私が考えていたように乗って行きたい場所がなくて。

庭でしか乗ったことがないピカピカの自転車は、長い間ガレージのすみに置かれていました。

関連:ずっと一緒にいたいから

 

コメント

  1. 雲水 より:

    なんか甘酸っぱくなるような素敵な記事ですね。

    僕は青い自転車でして
    やはりある日突然乗れるようになりました。
    それを境に当たり前のようにのれるように。。。

    これ、気づきも一緒ですよね。
    ある一瞬からパーンとわかるようになる。

    この「パーン」の瞬間が好きです。

  2. 風のジハード より:

    タイトル「初めての自転車」
    ・・・見た瞬間、サドルオナニーの体験談が 赤裸々に語られるのかと思ったぞ 笑笑

    自転車って「転ぶと乗れるようになる」って教えられたけど、本当にそうだった。
    最初は転ぶのが怖くて、ペダルを思いっきり こげないんだけど、ちょっとだけ勇気出して思いっきり こいだら、道から外れて畑に突っ込み転倒。それで普通に乗れるようになった。

    スキーも初日に、まず停止の仕方や、ボーゲン(ターン)を教わるけど、やっぱり恐怖心がある。でも、直滑降で思い切ってスピード出して 派手に転んだら 普通に滑れるようになった。

    勇気を出すのはその瞬間だけ。それで永遠の対価が得られる。それが俺のポリシー。

  3. のーばでぃ☆彡 より:

    あさがおさんのスケベではない記事も本当にいいよね。
    この記事に限らず、どこか哀愁があって、ちょっぴり切なくて魅了されます。

    自転車って、瞬間に乗れるようになるよね。人間(動物)にはバランス感覚が備わっていて、
    それが瞬間に目覚めるのかな?

    俺がはじめて自転車に乗れた日のことは、あまりにも遠い日のことなのであまり覚えてないけど、苦労した思い出もないので、そこそこすんなり乗れるようになったんだろうね、きっと。

  4. D より:

    乗ってもらえぬ自転車を、あさがお母はどんな思いで見ていたのだろうね。
    反対であるのに、頑なでもなく買い与えた思いは、いかばかりのものであったのか。
    遠い記憶の断片からは、もう漂うこともないのでしょうね。  (すみません 己の文章に酔いました。答え書いてあるじゃんw) 

  5. だいすけ より:

    自分は始め 補助輪様に頼って自転車を転がしていました ある日父が補助輪を外し 少し補助輪なしでの運転のコツみたいな事をレクチャーしてくれ いざ実践の時 カタパルトの様に後ろから初速をつけてくれて 初めはふらふら飛距離も伸びなかったものの やがて思うように操縦できるようになりました 理論派で段取り好きで 手の早いところもあり ちょっとおっかなかった父でしたが もしかしたら極端にビビリな自分は 転ぶのが怖くて その父の助力がなければ 今でも自転車に乗れないままであったかもしれません

  6. さとぴょん より:

    毎日、世界○○デー有るけど明日6月4日は虫歯予防デーだったかな?

    初めて自転車乗れた日…小学3年位だったかな。公園で補助輪付きで練習したの覚えてる。3ヶ月位で補助輪無しで乗り回してた記憶がある。

    今もまったく運動できず…???
    今日もやったでしょ(-o-)/毎日してるじゃん。毎日してるで思い出したことがある。かなり前、勤めていた会社の女子社員が「男女の営みはスポーツだ」と力説してたの思い出した。同僚らは「ハイハイあんたは好きだからね」って感じで聞き流していた。俺も、その時は「何言ってるんだコイツ⁉️」てな感じ。でも今思えば、あっているような気がする。到達するまでの運動量、終わった後の爽快感似てるような感じ。おっと、話逸れましたね。自転車に戻りますm(__)m

    外で遊ぶ子供じゃなかった…お母さんは、外で遊ぶの密かに期待していたのではないでしょうか?

    お母さんに連れられ自転車屋さんに行ったこと…お母さん同士の会話のなかで自転車が話題になり、それで仕方なく自分の意思に反して買いに連れられたんじゃないのかな?
     しかし、いきなり補助輪なしですか‼️さぞ、苦労したことでしょう。
     出来るときって、何も考えてないときに突然起こること多いよね。毎日ひとり庭で、直向きに練習した成果が現れたのではないでしょうか。それとも、寂しさ感じる夕暮れ時なると、ヘンリーさんが現れ、いつも話しかけてくれたお礼に助けてくれたのではないでしょうか(⌒‐⌒)

    こちらは、今日暑かった。これからも暑くなることでしょう。体調管理気を付けましょう。俺にも当てはまる事だが…。明日は休み🎵昼まで寝ます。
              おやすみ💤

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