2019.6.27更新終了しました。
ご愛読ありがとうございました。

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古い外車に乗る女性

少し前、知人(40代女性)が車を買い替えたらしいと人づてに聞き、おや?と思いました。

彼女は長い間、古い外車に乗っていました。

 

私がはじめてその車を見たときに抱いた感想は、「意外」。

こう言っては悪いかもしれませんが、彼女の風貌から想像できる車ではなく、意外な一面があるのだなと思いました。

 

彼女とはかつて仕事で付き合いがあり、就職して間もない私はとてもよくしてもらいました。

話上手な女性で、一度話し出すとなかなか止まりません。

普段なら苦手なタイプですが、彼女の人柄のせいか長話も心地よく、あっという間に時間は過ぎていきました。

 

あるとき、ぽつりと車の話がはじまりました。

あれは自分が買った車ではなく、きょうだいの形見なのだと。

私は納得したような顔をしていたのか、「似合わないでしょ?」と聞かれて。

似合わないとは思わないけれど、意外だとは思っていた…と素直に答えると、彼女は笑っていました。

 

古いけれど大事に乗られていた車だったようで、処分する気になれず、引き取って乗りはじめたのだそうです。

「あと何年乗れるかわからないけれど」と言う彼女を見て、仲のよいきょうだいだったのだろうと思いました。

 

今は仕事での関りがなくなってしまって、彼女とも疎遠に。

ただ、実は住まいの最寄り駅が同じで、通り道ではないものの5分も歩けば彼女の住むマンションと駐車場まで行くことができます。

 

先日、それを見に行こうと思ったわけではないのですが、たまたま用事があって彼女の家の前を通りました。

何気なくいつも古い外車が止まっていた駐車場に目をやると、見慣れない新車が停まっています。

そのときまですっかり忘れていましたが、そうだ…買い換えたんだ…と横目で見ながら通り過ぎました。

 

彼女には不釣り合いにも思えたあの外車は、壊れて乗れなくなってしまったのか、それともなにか心境の変化があったのか。

近くに住んでいても顔を合わせることはまずありませんし、これから先も彼女と言葉を交わすことはないと思います。

 

新しい車と新しい時間を重ねていくであろう彼女を思うと、私ももう少し前に進もうかなと、なんとなくそんな気持ちになりました。

 

コメント

  1. 雲水 より:

    前に進みたまえ‼️

    いや、後ずさりしたくなったら
    後ろに下がってもいいんですよ。

    あなたのココロの感じるままに。
    その姿を見ているこちらも幸せになりますから。

    ココロも美人だね。。。
    あさがおは。。。

    今日も素敵です。

  2. だいすけ より:

    外車?|ºдº) イタ車?|ºдº) 独車?|ºдº) アメ車?|ºдº)
    英車?|ºдº) 北欧車?|ºдº)

    >彼女の風貌から想像できる車ではなく
    とありますが おしゃべりが好きとの事以外 どのような方
    であるのか 想像の翼は広がりますね

    もしおしゃべり好きであるにも関わらず 地味でおしとやかな
    外見でいらっしゃったなら 件の外車は真っ赤なファイアーバード
    ムスタングとか
    その逆で 40代にしてはとても若々しく 瑞々しい華やかな方
    なら ちっちゃい地味なフィアット いやもしかしたらゴツゴツ
    したボルボかもしれません

    いずれにしましても クルマは消耗品なので いついつまでも
    維持管理というのはできず いずれは寿命が来るのでしょう
    その時を迎え 手放し 形見と別れを告げ 更なる先へと
    目を向ける ヒトが生きていく上で 形の違いこそあれ
    誰しもが直面する人生の分岐点なのかもしれません

    その別の側面で 過去を抱いたまま 伴に人生を歩む生き方も
    あるのではないでしょうか 自分の場合ですが PCファイルの
    整理をしていて おやこれには何が入っているかなという
    メモリーがありましたので 自分のPCに展開してみると
    たくさんの写真のファイルで その中に今は鬼籍に入った
    母の姿がいくつかありました
    ああ 最後は癌に蝕まれてやせ細り 面会に行ったところ
    スヤスヤと眠っていたので そのまま背を向け 退室しよう
    としたところ「来てくれてたの」と母が一言「せっかく来て
    くれたのに帰るなんて悲しいことしないでね」「寝てたら
    頭でも撫でて起こして」自分はわかったよと答え それから
    少し話したのが 生前の母を見た最後の晩でした

    自分はこの時の記憶 整理していたとき出てきた母の画像
    ファイル 墓の中に散骨される前に 小瓶に分けてもらった
    遺骨 これらを今でも手放さないでいます それが後ろ向き
    とか 後悔の顕れだとは考えていません

    両親に対して決して不孝をしなかった息子ではありませんでした
    しかしそれを反省の材料とこそすれ それら過去があり
    今があるからこそ 過去のミルフィーユとでもいいましょうか
    偶然の無限の要素を重ね 今自分は あさがおさんのブログに
    コメントができていることが嬉しいですし 先も見据えることが
    できるのだと思います

    未来への先へ視線を向け 歩いていく方法は 人の数だけそれぞれ
    あるのかもしれませんね(#  ̄ー ̄)〇

  3. さとぴょん より:

    こんばんは😃🌃

    長年愛着のあるもの手放す、別れるのは寂しいものです。人も同じ。付き合いが長ければそれだけ思い出があるから…。

    楽しかった日々、過去を振り返るのもいいけど、そこに立ち止まり帰ることはできない。なぜなら、時とともに進んでいるから…。

    前に進んでください。
    ときには過去を思い出し…。

    今日は、午後から神戸へ
    帰りに、明石海峡大橋(パールブリッジ)見に行きました。時間が早かったので、ケーブルイルミネーションは着いてなかったけど、夜になると今の季節はブルー色に点灯します。昔、よく来た場所です。

    夢を見た場所に未練残しても心寒いだけですよネ。

    そぅいえば…お台場のレインボーブリッジと観覧車のイルミネーションも懐かしいなぁ…。

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