2019.6.27更新終了しました。
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幸せの白い鳩は、自分の色を知らない?

鳩がたくさんいる公園の前を通ることがあります。

ベンチに腰掛ける人、ダンスの練習をする若い子、小さな子供を遊ばせているお母さん…いつも人がいて、賑わっている公園です。

 

私はその公園を突っ切って、近道をすることが多いんです。

足を止めることなく、ただテクテク歩いて通り過ぎるだけ。

 

いつも人がたくさんいるけれど、鳩もたくさんいるなと思っていて。

 

ただそれだけで気に留める理由もなかったのですが、あるとき、鳩の群れの中に一匹だけ白い鳩がいることに気が付いたんです。

鳩じゃないのかな?別の鳥?とも思ったのですが、色が違うだけで姿形はやっぱり鳩。

 

歩くスピードを少し緩めて目で追っていると、本当にただ色が白いだけで他の鳩と変わりはないんですね。

 

エサをまく人の元に集まって、子供が走ってくると少し飛んで移動する。

ごく普通に鳩の集団の中にいて、他の鳩たちも白い鳩のことを気にしている様子はなく…

 

いや、そもそも鳩たちは自分が何色なのかを知らないのでは…?

自分以外の鳩を見ることはできても、自分自身を自分自身の目で見ることはできないんだから、自分が何色なのかも知らないはず…

だから、明らかに色が違う鳩がいても気にしない…?

 

いやいや、それは別に鳩に限ったことではなくて、人間だって自分自身を自分自身の目で見ることはできないよね…

でも人間の場合鏡を見るから、自分自身の姿を見たような気にはなっていて。

ただ、それはあくまでも鏡を通しての姿を見ているにすぎないから、「実際にどんな姿をしているのか」は絶対に見ることができないよね…

 

つまり誰でも、一度も自分自身を見ることがないまま生きている…そう考えるとちょっと怖い…

 

なんてぼんやり考えながら公園を抜けて、大通りに出ました。

 

あとから調べたら、白い鳩は縁起が良いといわれることもあるそうです。

 

白い鳩は毎日を生きているだけで、自分の色が白いことも、縁起物扱いされていることも知らないのでしょう。

たとえ知っていたとしても、どうでもいいことなのかもしれません。

 

自分の目では見ることがない自分。

自分の知らないところで自分につけられている価値。(良くも、悪くも)

 

自分が思っている自分と人から見えている自分は、どちらが自分なのでしょう?

どちらも自分なのかもしれないし、自分ってそういうものではないのかもしれません。

 

ただ毎日家と会社を行ったり来たりする暮らしには自分が何者であっても関係がなくて、私も鳩と同じかもしれないと思いました。

 

コメント

  1. ルネ より:

    こんにちは!
    はとは人と違って自分のことを省みることはないでしょうから、群れに一羽だけ白いはとがいるとか、自分だけ白いとか思うこともないのでしょうね。
    他者の視線や自分のあり方について思い悩むことがないというのは、幸福なことだなと思います笑 もっともはと自身は、自分が幸福だという認識もないのかもしれないけれど。

    • あさがお あさがお より:

      ルネさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      鳥も動物もただ、今を生きているに過ぎないですよね。
      幸せも不幸せも確かなものではなくて、自分がどう思うかというそれだけのことで。
      …とわかっていても、ついつい人の目を気にして細かいことで思い悩んでしまうのですが…(>_<)

      • ルネ より:

        人からどう見られるか、自分がどうなのかを考えられるということが人間の特徴だから、思い悩むことがあさがおさんが人間らしい方だということを示しているのだと思います!
        しかも、あさがおさんの場合、こういう風に自分の思いを言葉にして人に届けることができているのですから。
        ぼくはあさがおさんのそういう人間らしい側面が素敵だなと思います😁

        • あさがお あさがお より:

          「君のココが素敵だ」といえるルネさんは素敵だと思います。
          私も見習って、人の素敵なところをたくさん見つけて、
          素敵だと思ったものを素敵だと素直に言える大人になりたいです。
          いつもありがとうございますm(__)m

  2. tatiana-🐯 より:

    私自身も自分が誰なのか何者なのか本当は知らない、 鏡に写った姿は、確かに自分の姿ではあ

    るけだ容姿で見た目が変わる様に自分が何者なのかを判断するのは他人の思考だね。

    良くも悪くも人任せだけど、自分に出来ることを精一杯黙々とやってれば必ず誰か評価してくれるよ   日々是好日

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