2019.6.27更新終了しました。
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恵方巻、食べますか?

今日は節分ですね。

豆撒きしますか?恵方巻、食べますか?

 

毎年近所の一戸建てに住む家族が庭先で豆撒きをするので、聞こえてくる音や声に耳を傾け、翌日道路に転がってきてしまった数粒の豆を見るのが恒例になりつつあります。

 

私は豆も撒かず、恵方巻も食べません。

豆くらい食べようかな…と思って買ってみた年もありますが、ひとり暮らしだと余ってしまって消費に苦労したので、なにもしなくなってしまいました。

 

恵方巻に関して言えば、丸ごと食べることにどうしても抵抗があります。

食事中にテーブル以外の方向を向くことも、なんとなく気になってしまって。

私は食べるスピードが劇的に遅いこともあり、食べるとしても切り分けたものを落ち着いて食べたいです。

 

恋人がいたころは、恵方巻を作りました。

私は生まれも育ちも関東なので恵方巻を食べる文化はありませんでしたが、具材やその意味をネットで調べ、かんぴょうを煮つけるところから。

今住んでいる部屋よりずっとずっと狭いキッチンで巻き寿司を巻くトレーニングを繰り返し、当日に備えたことを覚えています。

 

一緒に過ごす相手がいれば、季節の行事は積極的に取り入れました。

私はあまり外に出かけたくないので、家で過ごす時間を少しでも充実させたくて。

 

子供のころは今思えば少し大げさだと感じるほど、家中に豆を撒いて歩きました。

 

当時私の父はとても遠くに単身赴任していて、特別な用事がなければお盆とお正月の年二回しか帰ってきませんでした。

なので、鬼はいません。

母と二人で静かに豆を撒き、終わったら片付けます。

 

どちらかといえば撒いたことよりも片付けの方が印象に残っていて、丁寧に拾い集めたつもりなのに、必ず豆の残党が出現しました。

夏、座敷で浴衣を合わせていたときにどこからか転がり出てきて、無言で母と顔を見合わせたことも。

 

実は、実家で撒いていたのは煎り大豆ではなくて落花生だったんです。

撒いたあとの部屋はシュールな光景で、豆を撒いたというよりは落花生が突然湧いて出てきたよう。

 

どうも東北の方では落花生を撒く地域があるらしくて、それをどこからか聞きつけた母が「大きい方が片付けが楽」という理由で採用したのでした。

片付けが面倒なら撒かなければ良いのですが、「父が不在でもきちんと暮らしている」という意地もあったようで、毎年大量の落花生をバラ撒いて歩きました。

 

拾い集めた落花生を前に、「ひとつで2つ?ひとつは1つ?(どうカウントする?)」という会話までがセットです。

母とふたり向かい合って、テーブルで落花生を割って食べる。

でも大抵2つか3つ食べたら心が折れて、お茶でも飲もうか…となる。

 

毎年豆を撒く近所の家族も、いつかきっとこんな風に思い出すのでしょうね。

今日という日も過去のものになり誰かの思い出の一部になるのだと思うと、それが私にとってどんな日でも、景色の良い場所に立っているような気持ちになります。

 

コメント

  1. ルネ より:

    こんにちは。今日も素敵な日記ですね。
    ぼくは一人暮らしになってからはやってません。実家にいた頃はやっていました。親が行事を楽しむということを大切にする人なので。子どもの頃は変に反抗心があって、イベントを正面から楽しむということがなかなかありませんでしたが、長じて振り返ってみるとああいうイベントを楽しむ心というものがあると人生が楽しくなりますし、それを教えてくれていたのかなあと思ったりします笑
    豆(落花生)って結構すぐお腹にたまりますよね!!笑 お酒のおつまみにミックスナッツなどを買うと、気づいたらお腹が膨れている!なんてことにもなります。おまけにとても太りやすい食べ物なので、節分の時くらいしか口にしないものになってしまいました。

    • あさがお あさがお より:

      ルネさん、こんにちは。
      >親が行事を楽しむということを大切にする人なので
      素敵ですね。
      子供のころの反抗心、私にもありました。
      気恥ずかしいんですよね。
      素直に楽しんだ方がいいと気付いたのは大人になってからでした。
      ルネさんはまだお若いので、これからたくさん楽しめますね。
      もちろん私も、気持ちだけでも季節を感じて楽しみたいです。

      >おまけにとても太りやすい食べ物
      気にするんですね。
      女子力が高いです…
      落花生はモサモサしているのが辛くて、2つか3つが限界ですね。
      グリーンピースなら嬉しいのですが。

  2. EG速瀬 より:

    節分、我が家では特に何もしませんでしたねぇ。豆も食べたり食べなかったり…。最近になってスーパーで売れ残って半額になった恵方巻きを買うようになったくらいでしょうか。縁の遠いイベントです。

    恵方巻きを手作りで一から作るとはなかなか凝ってますねぇ。食べてみたいものです。

    • あさがお あさがお より:

      EG速瀬さん
      >スーパーで売れ残って半額になった恵方巻き
      恐ろしい勢いで余っていますよね。
      それなりに予測を立てて作っているはずなのに、どうして…?と毎年気になります。

      恵方巻は縁起が良いからカロリーゼロ、食べ放題ですよ。

  3. ゆき より:

    おはようございます、あさがおさん。

    恵方巻、食べません!でも、あさがおさんの手作りなら喜んでいただきます!!

    節分は、家でした記憶はないです。
    保育所や幼稚園ではした記憶はありますが、それだけ。
    姪っ子が幼稚園で豆まきをしてきたのですが、鬼を見て去年は大泣きしたのに今年は冷めてたそうです。女の子って男の子より成長がはやいってことなのでしょうか・・・
    (そういう問題ではないだろな)

    • あさがお あさがお より:

      ゆきさん、おはようございます。
      >あさがおさんの手作りなら喜んでいただきます
      ありがとうございます。
      そう言ってくれる恋人なら作り甲斐もあるでしょうね。

      >今年は冷めてた
      笑ってしまいました。
      きっと、ものすごく冷ややかな目で見るのでしょうね。
      一年の間になにか気付くことがあったのでしょうか。
      将来有望、強い女性になりそうです。

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